抗がん剤治療による便秘の対策や対処法

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がん治療のために抗がん剤を服用すると、自立神経やホルモンなどに影響を及ぼすようになります。
その結果、胃や腸など運動バランスが崩れてしまい正常に機能しなくなり、便秘になりがちになります。
抗がん剤服用による便秘の対処法については、病院では緩下剤が処方されるとともに、意識して水分を摂取するように指導がなされます。
さらに、食生活を見直したり適度な運動を生活の中に取り入れるような指導がなされます。
 抗がん剤の影響の便秘のみならず、水分の摂取は便秘の有益な対策となります。
体内の水分量が不足すると、必然的に腸内の便も固くなってしまいますので、スムーズに排便することができません。
なかなかお通じがなく苦しいと感じた場合には、1日にコップ7杯〜8杯程度の水を飲むようにしましょう。
また、腹部を使い捨てカイロや湯たんぽで温めて、腸の血流を良くするというのも有益な対処法となります。
この対処法は、「温罨法(おんあんぽう)」と言われています。

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 お腹が張ってつらいのに便意が起こりにくい場合には、起きてすぐにコップ1杯の冷たい水を飲むという方法もあります。
腸が刺激されて便意を感じやすくなるからです。
便秘は特別珍しい症状ではありませんし、がん治療による影響だと見過ごしてしまうと、実は重大な腸の病気が隠れているといった場合もあります。
一人で抱え込まずに、がん患者さんは少しでも何かしら身体の不調を感じた場合には、主治医に相談するということも便秘対策となります。
 抗がん剤のみならずオピオイド鎮痛剤、いわゆるモルヒネの影響によっても便秘になってしまいます。
モルヒネはがんの痛みを抑えるのと同時に、腸の運動を抑制したり下痢止めの作用も有するからです。
モルヒネの服用量が多くなればなるほど、便は硬くなってしまいます。
モルヒネによる排便困難の対策として、あらかじめ医師が下剤を処方することもあります。
主治医に相談しながら、排便コントロール力を身につけることも、がん治療には必要なことです。

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